ステーキをフライパンで美味しく焼く方法
~お店の味を家庭で再現するための「火加減」と「休ませ」のコツ~
フライパンでも“お店の味”は出せる
ステーキというと、鉄板やグリルを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、家庭のフライパンでも十分に美味しいステーキが焼けます。
コツは「火加減」と「休ませ」。この2つを押さえるだけで、
家庭のステーキが劇的にレベルアップします。
丸正フーズでは、交雑種や国産牛の赤身肉を中心に販売していますが、
それらはフライパン調理に最も向いています。
脂のキレが良く、香ばしく焼き上がることで肉の旨味が最大限に引き出されるのです。

① 焼く前の準備で味が決まる
ステーキの美味しさは「焼く前」で8割決まります。
以下の3ステップを丁寧に行いましょう。
1. 常温に戻す(30~60分前)
冷たいまま焼くと、中心まで火が通る前に外側が固くなります。
2. 表面の水分を拭き取る
キッチンペーパーで軽く押さえるように。余分な水分は焼きムラの原因です。
3. 塩を焼く直前に振る
塩を早く振ると水分が出て硬くなるため、直前がベストタイミング。
これだけで、焼き上がりが大きく変わります。

② 火加減は「強火→中火→休ませ」
ステーキを美味しく焼くためには、温度の使い分けが重要です。
以下の手順を守ることで、外は香ばしく中はジューシーに仕上がります。
1. 強火で表面を焼く(片面1分)
→ 焼き色と香ばしさをつける。
2. 裏返して中火でじっくり焼く(1~2分)
→ 中までじんわり火を入れる。
3. アルミホイルで包んで休ませる(3~5分)
→ 肉汁が全体に行き渡り、柔らかく仕上がる。
焼いた直後に切ると、せっかくの肉汁が流れ出てしまうので要注意です。

③ 焼き加減の目安(ミディアムレアがおすすめ)
焼き加減はお好みですが、モモ肉やランプなど赤身部位はミディアムレアがベスト。
肉の旨味と柔らかさのバランスが取れます。
> レア
外は香ばしく、中はほんのり温かい程度。指で押すと柔らかく沈む。
> ミディアムレア
中心がピンク色で、肉汁がうっすら浮く。家庭では一番おすすめ。
> ミディアム
全体に均一なピンクで、肉汁のにじみが少ない。しっかりした食感。

④ 仕上げのひと手間でお店の香りに
焼き上げたステーキは、そのままでも十分美味しいですが、
最後にひと手間加えるだけで“お店の味”に近づきます。
・バターを落として香りをつける
→ 火を止めたあと、バターを溶かして肉に絡める。
・ニンニクチップや黒コショウを仕上げに
→ 香りを立たせて食欲をそそる。
・仕上げソースを軽く煮詰める
→ 肉汁・バター・赤ワインを1:1:1で混ぜてひと煮立ち。

⑤ フライパン選びも美味しさの一部
実は、フライパンの素材でも焼き上がりが変わります。
- 鉄製フライパン:熱伝導が良く、香ばしい焼き色がつく。
- 厚底ステンレス:熱ムラが少なく、焦げにくい。
- テフロン加工:初心者向け。油控えめでも失敗しにくい。
プロの現場では鉄フライパンが主流ですが、
家庭では「厚底のステンレス+牛脂」で十分美味しく焼けます。

まとめ|“温度管理と休ませ”がステーキの命
ステーキを美味しく焼くコツは、焼くよりも“温度を整える”ことにあります。
- ・焼く前に常温に戻す
- ・強火で香ばしさを出し、中火でじっくり
- ・焼いた後は休ませて肉汁を戻す
- ・仕上げに香りをつける
たったこれだけで、家庭のステーキが驚くほど変わります。
お肉の旨味を引き出すのは、道具でもソースでもなく、火の扱い方です。
著者紹介
【丸正フーズのお肉屋さん】
宮崎県を拠点に、国産牛・交雑種を中心とした精肉販売を行う専門店。
肥育から加工・販売までを自社グループ内で一貫管理し、
生産から販売までを見届けることで、お肉の状態を“最後まで責任を持って”届けています。
“中身で勝負する本当に美味しいお肉”を見極める専門家集団として、
毎日、牛と真摯に向き合っています。
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